☝外敵の侵入を許さない獲得免疫について紹介します😌
★「獲得免疫」とは…自然免疫の猛攻を回避して、さらに体の奥に侵入してきた外敵を排除する。それと同時に、その相手を記憶する第二部隊でもあります☝
「免疫記憶」で闘う精鋭部隊とも言われ、成長するに伴い、多種多様な外敵(抗原)と出会うことでどんどん強くなっていくものです。
世の中には10億種類もの抗原があります。私たちの細菌は多くの抗原に遭遇するたびに相手の特徴を記憶します。そして、それに合った攻撃方法や武器などを学習していきます。
私たちは細胞が一度(記憶した)ウイルスや細菌には、そういった学習のおかげで感染しなくなります。
なので、出会った抗原が多いほど獲得免疫のレパートリーも豊富になり、能力も上がっていきます。
自然免疫を第一部隊とするならば、獲得免疫は第二部隊にあたると言えます。相手の敵の情報を把握し、一番有効な武器で闘います。
第二部隊といわれる獲得免疫は、「キラーT細胞」「B細胞」「ヘルパーT細」の3つのグループがあります。
それぞれに攻撃力は違いますが、綿密に連携して活躍します。
「キラーT細胞」と「B細胞」は追跡ミサイルのうな攻撃力の異なものでウイルスを攻撃します。
「ヘルパーT細胞」は、「キラーT細胞」と「B細胞」の両者のアシストをしてくれます。
獲得免疫はたくさんの抗原にさらされてその多様性が育まれます。効果が発揮されるのは20歳くらいまでと言われています。
★獲得免疫の種類
🔘キラーT細胞…ガン細胞や病原体などの過去に出会ったことがあるものなど、決められた標的を破壊、殺傷する攻撃のエリート集団
🔘B細胞…抗原に近づき、その特徴などをチェックする。そしてそれに合った抗体を産出する。記憶細胞として一部は残り、同じ外敵に備える。
🔘ヘルパーT細胞…第二の司令塔として、キラーT細胞や、B細胞の役割を助ける。ヘルパーT細胞がキラーT細胞に変化して、攻撃したりもする。